眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完
咄嗟に周りを見る。
今、・・・如月さんの声がした気が・・。
・・・心の中で自分には関係ないと思ってたが、体がその場所に行っていた。
手にあの呼び出しであろう手紙も握りしめて。
走っている間、
・・無事でいて。
と思っていなくても無意識に思っていた自分がいる。
何でだろう・・。
脳に浮かぶのは、倒れている如月さんのイメージシーン。
これが当たってほしくないと思う自分がいる。
だが、その願いは一瞬で崩れ落ちる。
ーーガラ!!
勢いよく体育館倉庫のドアを開くと・・
「如月さん!!」