眼鏡男子に恋しちゃった♡ 完






咄嗟に周りを見る。





今、・・・如月さんの声がした気が・・。






・・・心の中で自分には関係ないと思ってたが、体がその場所に行っていた。





手にあの呼び出しであろう手紙も握りしめて。





走っている間、




・・無事でいて。





と思っていなくても無意識に思っていた自分がいる。





何でだろう・・。





脳に浮かぶのは、倒れている如月さんのイメージシーン。





これが当たってほしくないと思う自分がいる。





だが、その願いは一瞬で崩れ落ちる。





ーーガラ!!




勢いよく体育館倉庫のドアを開くと・・






「如月さん!!」




< 97 / 421 >

この作品をシェア

pagetop