【長】野球ボール
「……うひゃ〜」


あたしの力無い声。


「誰だ?軽くって言ってた奴」


クスクス笑う一輝。


「ソウソウ…ほんとにすごい人だったんだー」


すごい音と一緒にボールがどこまでも飛んで行く。


「あーウケる。ブランクとかアイツ知らねぇわけ?」


ソウソウの打撃練習が終わり、交代に一輝が入る。




「あーイライラする!!」


そう呟やくソウソウ。


「どしたの?やっぱ痛い?」


あたしは心配になった。


「いや、そうじゃなくて。やっぱうまく打てない」


ムスッとするソウソウ。


「はい?」


あれで打ててないと…?
< 153 / 683 >

この作品をシェア

pagetop