【完】純白の花に、口づけを。



言われてみれば、あの頃から俺は。



千花に甘えて、縋って。



とりあえず千花に頼りっぱなしだったけど。



俺のことを、ずっと手放さずに。



千花は、育ててくれていた。




「お前らに、話がある」



そんな千花に、伝えたいこと。



俺の、最後の賭け。



「手伝ってくれないか」



“溢れるほどの愛おしい気持ちを”



千花に、伝える。



たとえその返事が、どんなものだったとしても。



「──うん、手伝うよ」



「当たり前じゃんっ!和架ちゃん」



「俺ら、仲間だしなー」



「手伝うに決まってんだろ~?」



───俺はきっと、後悔しないから。




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