小鳥沢2丁目物語
わたしは入部してからたくさんの玲くんの表情を見てきた。
でも、こんなに子供っぽい表情を見るのは初めてで...。
また、ますます好きになるのが自分でわかった。
てゆうか、ずるいよ。
好きって言わせてくれないくせに、2人きりの海に誘うなんて。
ただ優しいだけだってわかってる。
わたしだからじゃないってことも。
それでも、わたし、こんなことされて我慢できるような大人じゃない...。
「玲くん、あのね」
「ん?」
「わたし...玲くんのこと...」