恋愛喫茶~大人の恋の在り方~

(えっ…?)
余計頭が混乱するのと気まずい結花。

「どうして…里緒の家が分かったんですか?」
住所なんて教えて無いはずなのに。

「この前の結婚式の時に君の友人の花屋を発注したからね。
伝票を見たら場所がすぐ分かったよ!」

なるほど…
でも、今は…会いたく無かったのに。

自分の気持ちが整理が出来て無いのに会ってしまい何を話したらいいか分からないでいた。

そうしたらオーナーは、私に
「亜弥の事は、すべて白状させた。
俺の至らないばかりに…すまない」
そう言って謝ってくる。

(亜弥さんが全部話したの…!?
何で…自分から言わないって言ってたはずなのに)

「…こうなったのも自分の責任だ。
君が複雑な感情を抱くのも無理もないよ…申し訳なかった」

違う…

私は、オーナーに謝って謝罪して欲しい訳じゃない。

ただ、本当のオーナーの気持ちが分からなくなって…悲しいだけ

< 165 / 220 >

この作品をシェア

pagetop