恋愛喫茶~大人の恋の在り方~
(知り合いの…子?)
不思議そうに見ている結花。
「雅樹お兄ちゃん
喉渇いた~」
「はいはい」
そう返事するとオーナーは、小さな男の子を抱き上げ近くの椅子に座らせた。
「何飲みたいんだ?」
「ん~オレンジジュース」
「了解。大人しくしてるんだぞ?」
頭を撫でるとオーナーは、奥のキッチンに向かう。
キッチンに向うと冷蔵庫からオレンジジュースを取り出し子供用のコップにそそぎ準備をしているじゃないか
「あの…あの男の子誰なんですか?オーナーの知り合いですか?」
不思議に思った結花は、オーナーに訊ねる。
「うん?あぁ、甥っ子だよ!俺の兄貴の子供」
(えっ?オーナーの甥っ子さん!?)