一冊の手紙Ⅱ


早く帰りたい、わけじゃないけどイヤだなぁ。

しばら~く、話していたようで、その間私は放置だった。
何を話しているのかは、聞かないほうがいい気がしたから聞いていない。


優衣も何か、昨日の先輩と話ているし。

私だけ、何にもなくて。



帰っちゃおうかな。
でも、今日は珍しく光輝と帰れる日だし。

「彩葉?」

光輝に呼ばれて、はっとした。


「どうかした?」


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