幻で見たあなたは眩しいほど輝いていて。

「信じて…くれるのですか?」

「ああ。お前の目を見ればわかる。誰かに助けを求める目、それが証拠だ」

「三成様…」


信じてくれた。

こんな途方もない話を、信じてくれた。

なんて優しいのだろう…。
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