詩‐みゃんの言葉世界
3.空を見上げて、想う人

サアァ………
サアァ………

流れ落ちる雨音が
耳に心地良い




雨は勢いの止め方を忘れたように


何かを吹っ切るように

降り続ける



ねぇ
私の想いや
悲しみも
一緒に連れていってくれないかな?





でも

やっぱりダメ



私はまだ

忘れる勇気さえ

もてていない






でもいつかきっと

そう



やまない雨などないのだから
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