続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
その場で、俺達を取り囲む全員が、次の瞬間……。


ホッとしたように笑顔を浮かべた。


それから、秘密を共有するかのように、「シー……」っと口々に言い始めた。


それは、ものすごい一体感。


もちろん、俺がしたように、みんな人さし指を立てて唇にあてている。


「シー……」っと言いながら、まわりの友達と微笑んで。


それから俺と目を合わせ、次々に、“わかった”“OK!”とでもいうように目配せをする。


ものすごくほっこりして、あったかい空間。


人さし指と親指で丸をつくって。


親指をグッと突き立てる。



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