続・幼なじみは、俺様KING!? -side王河-【完】
壁にもたれて、腕を組む。


いっそのこと、世界全体が巨大クーラーに包まれればいいのに。


そんなことを考えながら、クラクラする頭をクールダウンしていると……。


「ありえねぇな、お前。
俺様かっ!」


足音とともにやってきた声の主に、頭をバシッと叩かれた。


「イテッ!」


「オレにパシリやらそうとか、100年早いし」


「んなこと言われても。
100年なんか、待てねぇよ」


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