星降る夜に。
髪の毛を頭のてっぺんでひとまとめにしていて、それもまた可愛い。



莉子の手を握って歩きながら、改めて彼女をしっかりと見た。


首から背中へ流れるような綺麗な曲線美と、しっかりと出ているけれど骨ばっていない、柔らかい女性らしい鎖骨。


小さいネックレスが似合うだろうな…。


素直に言葉にして褒めると莉子は少し照れながら、そんなことは初めてだと言った。






翌日はマリンスポーツに参加した。


昨晩、莉子に明日は何をするのかと聞いたらシュノーケリングをすると言っていた。

俺は当日でも参加出来るフライボードに挑戦した。
水上バイクの噴射の力を利用して遊ぶというモノらしく、両足のウォータージェットと両手のノズルをコントロールしていて水上を自由に飛べるのだという。


莉子を誘ったら、バランス感覚に自信がないとフラれてしまった。



莉子はウェットスーツ姿で浜辺から見てくれていて、俺を見つけると手を振ってくれた。




「莉子、午後からどうすんの?」



何とか莉子の前で成功することが出来て、莉子はかっこよかったと言ってくれた。
何歳になろうとも、それが本心かどうか分からなくても舞い上がってしまう。
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