恋人は高校生組長
俺は弁当箱を風呂敷の上に置くと、立ち上がって黒坂桂吾をにらみつけた。





「おっと、怖い顔するなよ、アオイクン?」



桂吾は、冷ややかに俺に微笑む。



「彼女が退学した以上、接点を持つことはないだろうが……」

「っ、なんだよ!?」

「西宮瑠理香に手は出すな」



ぞっとするほど冷ややかな瞳が俺をにらみつける。




「……っ、どうしてだ?」

「知らないほうが身のためだぜ。
俺が言いたいのはそれだけ」



桂吾は冷たい目で微笑むと、その場を立ち去った。







ったく……どういうことだよ?
< 161 / 406 >

この作品をシェア

pagetop