恋人は高校生組長
「お嬢っ!?」




奥の座敷から大声が聞こえたのは、店が開いてから20分ほどしたころ。

若い男性の声だった。







まさか食中毒……?


俺は、ぞっとして自分のいる場所から出た。




保健所が来る?

警察沙汰?

それとも……



最悪の事態を想定し、俺の頭から血の気が引いていく。
< 61 / 406 >

この作品をシェア

pagetop