手の届かないキミと


胸がドキドキとして、隣のハルくんにまで聞こえてしまうんじゃないかって不安になる。

こんなにもハルくんでいっぱいな私。

そんな私を知ったら、ハルくんはどんな反応をするのかな。


……やめよう、と思った。

ハルくんはどうするかなっとか考えるの、やめようと思った。

ハルくんがどう思うのか、怖かった。

私がのぞむような反応じゃなかったらって考えるのが怖かった。


だって、どうしてハルくんが私と付き合ってるっていうのか、わからないから。

ハルくんが私のことを好きだなんて、……微塵も思えないから。

< 32 / 466 >

この作品をシェア

pagetop