楓先輩大好きです!!!!!!

繋がる想い。


 私が座り込んでから何分か経ったころ、


 ドン!!!!!!


 と、ドアが開く大きな音が響いた。


 その開いたドアの向こう側に立っている人に驚いた。


 「……圭……太…?」


 圭太だったから。


 いつもいつも私を見下す嫌な……幼なじみが今……一番支えてもらいたいときにきたから。


 圭太はドアを閉め、真顔でこちらに向かって歩いてくる。


 そして私のところまできた圭太は、


 「……え?………」

  
 私を優しく抱きしめた。


 そして圭太が私に優しく囁いた。


 「楓先輩じゃなくて……俺にすればいい。」


 圭太の一言にまた驚いた。


 これは……夢?




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