【完】 Squall  ~いくつもの恋をして~



今夜はイタリアンでカジュアルな雰囲気の気楽なお店。


カルパッチョやオイスター、


バルサミコ風味の牛ロース、ペンネにブルスケッタ 


ビールじゃなくてワインで乾杯



Salaさんがいるから当然のように英語で話しをしていたけれど


「ダメ」


突然Salaさんが言い


日本語に慣れる為に英語は使わないでと言われた。


「いやぁ私たちに日本語教わるのってまずくない?」


「とりあえず生活に困らないからこのレベルでいいはず」


Salaさんは私の顔とKennyの顔を交互に見て


何を言っているのか今は頭の中がフル回転なんだと思う。



日本に来て数カ月。


課長とほぼ同じ時期だ。


無理せずに英語を混ぜながら話そうって提案すると


Salaさんも了承した。


本当のところ自分が話すチャンスがなくなりそうだったなんて言うから


口に入れたものを吹き出しそうになった。





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