【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
「何とかやってみます」
「手助けがいるなら連絡して」
私はまたコクリと頷いた。
それから、テーブルへ戻り、少々疲れ気味の2人の手助けをした。
4人になると会話は弾む。
21時になったので私はSalaの熱烈なハグを再び浴び
Kennyともハグをして別れた。
みやちはとっても恥ずかしそうにしながらSalaとハグをした。
駅まで歩きながらみやちは、英語が普通に話せるようになるような手ごたえがあったと喜んでいる。
そんな簡単じゃないよ?ってつっこみたかったけれど
耳が慣れる事が一番だから私が日本にいる間はいくらでも手伝ってあげようと思う。
音楽と同じように繰り返す事で耳が慣れる。
日常会話からやろうってどんなに言っても
それじゃ俺のやる気が育たねぇと歌を覚えることからはじめたみやち。
興味を持ったならどっちからでもいい。
テキストで読むのと違い口語もある。
何よりいくつもの曲が翻訳しなくても理解できるようになった事で
自信をつけたとVサインをして喜んでいる。
いちいち翻訳して意味を考えることなく自然と理解し答えることへの到達が困難。
英語が聞こえても英語だとすら思わなくなるのがベストだ。
私のみやちに出来る一番のお礼。
助けてもらった分、必ず私もみやちの力になる。
ボストンへ戻る予定は残念過ぎるぐらいまったくない。
時間は十分にあり過ぎるな。
そんな事を1人思って顔がにやけた。