【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
「ちゃんと聞いて下さい。あそこが勘違いの始まりじゃないかと…」
フッと鼻で笑ってから
「聞けって?」
「そうです。ちゃんと聞いて下さい。あの日も私を置いて帰っちゃってひどくないですか」
「あいつの誘いにのってたのは理沙だろ」
「いやいや…私とkennyはわかってましたよ?」
「だろうな」
「だからそうじゃなくて」
課長も私も何度目かのため息。
「遅いから車で送っていくって引き止めただけですよ。Kennyはビールを飲まなかったでしょ?」
私が呟くと
え?という顔をして課長が息を飲んだのがわかった。