【完】 Squall  ~いくつもの恋をして~


「ちゃんと聞いて下さい。あそこが勘違いの始まりじゃないかと…」


フッと鼻で笑ってから


「聞けって?」


「そうです。ちゃんと聞いて下さい。あの日も私を置いて帰っちゃってひどくないですか」


「あいつの誘いにのってたのは理沙だろ」


「いやいや…私とkennyはわかってましたよ?」


「だろうな」


「だからそうじゃなくて」


課長も私も何度目かのため息。


「遅いから車で送っていくって引き止めただけですよ。Kennyはビールを飲まなかったでしょ?」


私が呟くと 


え?という顔をして課長が息を飲んだのがわかった。







< 260 / 453 >

この作品をシェア

pagetop