【完】 Squall  ~いくつもの恋をして~



コーヒーを入れるとソファーに座り


履歴からみやちへと発信する。


「戻ったか」


「うん。いろいろありがとう」


「友だちだろみずくさいこと言うな」


その言葉に泣いてしまった。


「ありがとうなんて言わなくていい。ダンディーって言ってくれ」


一瞬で涙を笑いに変えてくれるみやち。



きちんと理解しあったことを報告していると


みやちが課長とのバトルを面白おかしく話してくれた。


「英語がバンバン出てくんだぜ」


「何て言ってるかわかった?」


「あんまわかんね」


私が吹き出せば


「課長も俺の日本語がたまにわかんないみたいだったけどお互い怒ってる事はわかってるから通じてないのに通じるんだよ」


大爆笑していた。だけど


「英語で反論できるようになりたいと思った」


「それが一番の近道なんだよ」


自分の意見を自分の気持ちを相手に伝えたい。


感情が高ぶっている時こそストレートに伝えたい。


「いい勉強させてもらってるわ」


そう言って笑うみやちはやっぱりかっこいいと思う。






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