【完】 Squall ~いくつもの恋をして~
タイピングが済んでいるところを横から目で追っていると
「そういやさ、桐谷さん?」
「ん?」
「あの人もあさりと同じような事してた」
「え?」
「名刺とあさりを何度も見比べてた」
やっぱり桐谷さんがkennyなんだろうか…。
課長に聞く?
いや聞けないよ。
闇の中闇の中…
暗示を掛けている私に向かって
「冗談だよ。1回やってただけだ」
吹き出すみやちは優しいやつなんかじゃなかった。