甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~
「あのね・・・ほんと覚えていないの、ごめんなさい」
ソワソワしていた指をピタリと止め息を飲んでからチラッと城崎くんを見つめようとするんだけど・・・
恥ずかしい気持ちの方が勝って見れない・・・
・・・責任取れって。
もし、もしよSEXしたから責任取れって言われても・・・どうすればいいの?
タドタドする私は、止めていた指先を見つめ、城崎くんが提示してくる答えを待つ。
すると目の前に座っていた城崎くんは、私の前に立ったかと思うと膝をおろした。
目をギュッと閉じ城崎くんの息が微かに感じる。