甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~


最後ぐらい笑って別れたかった。



なのに目元が熱くなってきた。



やり直せば、やり直す事もできたかもしれない。



でも私の未来と一樹の未来は、別々にある、そうハッキリわかったの。



泣きそうになった気持ちを堪え一樹を背にするとマンションへ戻って行った。
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