Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
「怜が出社すれば、かえって…病み上がりの一子会長に余計な心配をかけます」


「…紗月がそこまで言うんなら、今日は大人しく寝ているよ」


「ちゃんと寝ていて下さい…」


「わかった…」


怜は身体を横たえた。


「何か食べたいモノはありますか?」


「食べたいモノ?」



「はい…」



怜は『うーん』と唸り真剣に考え込んだ。



「紗月が食べたい…」


「怜!?真面目に考えて」


「とりあえず、何か飲み物が欲しい…」


「わかりました…」
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