Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
*********
私達は二人で朝一番に婚姻届を提出。
「受理致します…」
事務的な口調で年配の男性が私達の婚姻届を受け取った。
3人で区役所の外に出た。
朝の陽光が眩しくて思わず瞼を伏せてしまった。
「お役所は朝から…テンション低いな…」
「サービス業ではありませんから…」
「婚姻届を提出したものの、入籍した気がしない…」
「怜様は苗字変わりませんから…紗月様の方は苗字変わりますし、結婚した自覚は直ぐに味わえますね」
「瀬川さん…銀行通帳とかどうすればいいんですか?」
私達は二人で朝一番に婚姻届を提出。
「受理致します…」
事務的な口調で年配の男性が私達の婚姻届を受け取った。
3人で区役所の外に出た。
朝の陽光が眩しくて思わず瞼を伏せてしまった。
「お役所は朝から…テンション低いな…」
「サービス業ではありませんから…」
「婚姻届を提出したものの、入籍した気がしない…」
「怜様は苗字変わりませんから…紗月様の方は苗字変わりますし、結婚した自覚は直ぐに味わえますね」
「瀬川さん…銀行通帳とかどうすればいいんですか?」