あたしだけの王子様







今の俺には本当にどーでもいいことを
隆也はギャーギャー喚き出した。



「ッチ…しゃーねーなー。
ぉら、ジュース買いに行くぞー。」



隆也は学校内にある自動販売機へと
向かって行った。



本当にどーでもいいことだったが
ジュースはちゃっかりおごってもらうため
友達と話しながら
スラッした身長をはかっている
"むらぎし あきほ"
を横目でチラ見しながら
隆也の後を追った。






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