続*俺様王子とキケンな契約!?
「おっ、お前っ……!」
焦ったような声がして慌てて身体を隠すようにその場にうずくまる。
「な、何で渉…っ!」
お風呂から出るとなぜか渉がいて
あたしはパニックに。
「し、知らねぇし!お前が風呂入ってるなんか気づくかよバカ!」
「うるさいなっもう!早く出て行ってよっ!」
大声をだして脱衣所からなんとか渉を追い出した。
「……最低、最悪」
「う、うるせぇ!言っとくけど湯けむりで見てねぇから!」
お風呂からあがりリビングで謎にウロウロしていた渉を睨みつけると渉は開き直るように言う。
「だいたいな、お前の貧相な身体なんかこっちだって見たかねぇんだよ!」
「……えっ!?見たの!?」