続*俺様王子とキケンな契約!?
なんて、甘く低い声が鼓膜を擽った。
……ど、同棲!?
「……ええっ!?」
い、今同棲って言った!?
「何、今更慌ててんだよ。オレはお前と一緒にいてぇんだけど。」
うっ……
そんなストレートによく言えるよ……
あたしはその一言が言えなくて悩んでたのに〜!!
何も言えないでいると、神矢くんはあたしの耳元に口を寄せた。
「芽衣は…ヤダ?」
「……っ」
妙に色気ある声にドキっとする。
耳元で喋らないでよっ!
くすぐったい!
「なぁ、聞いてんの?」
「…ひやぁっ」
黙っていると、神矢くんは首筋に唇を当ててきた。