一番嫌いなアイツは彼女持ち

秋の通り道








次の日、あたしは布団の中にいた。




ベッドの上で、あたしは背伸びをする。




たかにぃは、ソファのほうで寝ていた。




暑そうに眠っている。




ケータイを探したけど、辺りには見つからない。



鞄をあさってもなかった。






「…ケータイなら、処分したよ」




「たかにぃ!!」




「過去を思い出すと可哀想だったから」





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