エンドレス・キス


アナウンスの声に、最寄り駅が近づいたことに気づいて台本を片付けようとしたら。


「ーーーえ?」


閉じかけた台本の一文が何気なく目に入った。
見なかったことにするにはあまりにも気になる言葉。

え?まさかね。
そんなわけないよ。

きっと気のせい。うん。

言い聞かせながら、恐る恐る台本を開く。


「ひっ!」


思わず絶句。
そんな私を、周りの人たちが不気味そうに見ていた。
< 34 / 82 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop