猫被り王子は私の彼氏!!♡
仕事が終わり、知らない間に優は
帰ってた。
最初の一言しか優とはまともに会話
してない。ってあれ、まともだった?
私はエプロンを脱ぎながら溜め息を
ついてると、、
ガチャ
「あ、舞ちゃん!おつかれ!」
「あ、咲さん。お疲れ様です」
少し笑顔をひきつらせながら
咲さんに挨拶すると咲さんは
そんな私に気づく間も無く、すぐに
スマホを取り出しメモを見ながら
何やら打ち込んでた。
それをジッと見てると咲さんが視線に
気づいたのか、えへっとニヤけながら
「実は優君にメアド教えてもらったの!」
って笑った。
いやいやいや何かがおかしい!!
普通それ彼女に言いますか!?え!?
「怒ってる?もしかして舞ちゃんって
束縛とか酷い事する子なのかな?」
「あ、いえ。別に‥」
別にいいけどさ。優は普通にこれくらい
するし。
私は足早にバイト先から出た。