猫被り王子は私の彼氏!!♡
久しぶりに優と帰宅。
最近は莉華ちゃんと2人で登下校してたか
ら、ほんとにちゃんと話すのは久しぶり。
実は今日も莉華ちゃんから一緒に帰ろうと
誘われてたけど優となんだか話したかった
「莉華ちゃん、めっちゃ舞に懐いてるよ
な。良かったな、友達増えて♪」
「ばかにしないでよー、猫被ってやっと友
達たくさん出来た誰かさんとは違うか
ら!」
「あー?なんだよ。俺と帰りたかったん
じゃねーの?最近は莉華ちゃんとばっか
登下校してさ。俺の事はどうでもいいわ
け?」
え。なんだろ。
「今ものすごく優の事可愛いって思った」
かまってちゃんみたいでw
「は?うるせー。てかお前なんか
あったの?急に帰りたいって言うからさ」
あ、そうだった。
「あのね、キスシーンの事なんだけど…」
こんな事いちいち言うのって
うざがられるかな…
「あー、キスフリだよ。いやー残念だな。
せっかく学年トップクラスの美人に
お近づきになれると思ったのに。」
「へへ。そっか♪」
良かった。キスフリか♪
「感謝しろよ。俺様がキスフリでいーじゃ
んって言ってやったんだからな。」
なんだかんだ言って優はちゃんと
してるかも。