ストロベリー・ラブ
そんな愛子のことを
周りの人間が放っておくわけもなく、、、


愛子は高校生の時。


読者モデルとして、雑誌に載るようになった。


初め、そんな愛子が遠く感じたが
愛子は何1つ、変わらなかった。


天狗になることも、
自分のことを飾ることもしなかった。


そんな愛子のことを
あたしは益々、好きになった。


こんな素敵な親友と出会えた、
あたしは「幸せだ」と、思っていた。


そんな愛子の手を離したのは、、、


紛れもなく、あたしの方だ。


平凡なあたし。


それとは引き換えに、輝きを放つ愛子。

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