ストロベリー・ラブ
電車を折り、駅を出ると
田舎過ぎず、都会とも呼べない
懐かしい、街。


1歩、1歩、ゆっくりと
歩みを進める。


思い出たちを、整理するように、、、


ゆっくりと言っても、
駅から目と鼻の先の地元。


ゆっくり歩いても10分、15分で
見慣れた自分の地域に出る。


そして自分の実家とは正反対の方へと
あたしは、歩みを進めた。


あの、桜を見るために、、、


日が傾き、夕日色に染まろうとしている。


その夕日に照らされ、公園の中にある
たった1つの、桜。


その桜は、
自分の存在感を示すように
大きく、桜を咲かせていた。

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