狼王子!?彼氏はタイヘン!!



「ほいっできた♪」




そういって俊也は立って
いつものアタシを見下ろす
身長に戻ってしまった。




俊也…やっぱり完璧だよなぁ…




そんな事思っていると、
俊也の顔が近づいて来て、




触れるかわからないくらいの
軽いキスをした。。。




「なっ……!!」




「何ボーッとしてんの?そんなに無防備だと、狼に襲われっぞ??」




「ッッ……!!」




ってぇ!!
もう襲ってんじゃん!!




とりあえず…

アタシは俊也の彼女でいて
いいんだよね…………?





「いくぞ…?」



そういうと、
俊也はアタシの腕を掴んで



何か歩き始めた。




ちょ…
もう滑るの!?




後ろをみると、
明日香と大地がニヤリッと
笑って手を振ってる。




どうやらカップル同士でっ
てカンジの雰囲気で




どんどん明日香達との距離は
離れて行った。




「ちょ…ちょっとぉ〜」



明日香達〜
絶対何か仕組んだでしょ!?



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