狼王子!?彼氏はタイヘン!!
「ど…どこ行くの…?」
「初級者編の場所〜。」
やっぱもう滑るんじゃん!!
「アタシ無理だよ〜絶対、滑れないから!!」
でも、腕を引っ張る
俊也の力に勝てるわけもなく
ただ引きずられているだけの
アタシの声が
ゲレンデに響いていた。
そして、
その声と共に俊也の足が
止まった。
「行くから着いてこい。」
「えっ!!?」
そういうと、
俊也はゴーグルをかけて
滑り始めた。
ちょ…
ちょっと待ってよぉ〜!?
アタシ滑れないって
言ってんじゃん!!
普通ここは
『大丈夫?』
なんて言って、
手を繋いで行くんじゃない?
そう思って前をみると、
俊也がなんともカッコよく
ジャンプしたりして
滑っていく…。
もちろん、
回りの女の子の目は
ハート。
なによ……。
一人でちやほや、されてれば良いじゃん!