空想女と妄想男
「あんた変な事ばっか言ってると魔女に呪いをかけられるよ。あ、もうかけられたか」

「どんな呪い?」

「ほら、王子様が野獣に変えられるやつ」

「誰の顔が野獣だよ」

静流は立ち上がると、

「私魔女になってくる」
と言って部屋を出ていった。

慶二は、

「姉弟ではまずいだろ…」

と、さらに妄想を働かせていた。
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