お姫様の苦悩。
「は?!どうして、って.....本当に分かんないの?」
何故か慌てたような、驚いたような表情をする透。
な....なんでそんな顔するんだよう。
『いや....わからないも何も、愛司彼方じゃあるまいし、透にはあたしのこと堕とす理由もなくない?』
うん、と自分のいった言葉に確信を持ちながら頷く。
そんなあたしの発言を聞くと透はずーん、みたいな効果音がついてもいいくらい、表情を曇らせた。
「あらら〜、爽やか君、自覚もされてないのかよ。前途多難だなあ。」
なぜか嬉しそうに透の肩を叩いて慰める愛司彼方。