なみだ恋
「へっ?何が?」

「さっき泣いてたから何かあったのかなーって思って…」

「あー…。私の両親が1ヶ月前に事故で他界しちゃって。おばあちゃんのとこに来たんだ…。とても辛くて寂しかったから…」

「そーだったのか…。美桜…辛かったな…。たくさん泣きな。いつでも話聞いてあげるから…。」

「そ、そうきぃ…ウ,ウワーーーン!ずっと一緒にいるって約束したじゃん。かえってきて。寂しい…。」

私はそれからずっと泣いてしまった…

奏季と連絡先を交換して家に帰った…


奏季…ありがとね…

それが私と奏季の出会いだった。

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