いじわる執事とお嬢様。
「いえ、続きは明日にしましょう。」

「…早く寝ないと、また遅刻してしまいますよ?」


そう言ってソファから立つ。



なぜなら、時計は深夜3時を指そうとしていたから。


そんな僕を見て、お嬢様は渋々こう言った。


「わ、わかったわよ…」

「そのかわり、ちゃんと明日教えてよね!」



僕は笑顔で答えた。


「もちろんです。」
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