secret Life
「ねえねえ、真琴ちゃん?」


「はい?」


「この時期に転校だなんて珍しいよね。何か家のことで問題とかあった?」


心配そうに聞いてくる。


「いえ、あの……その」



言えるはずない。



女は仮の姿で、実は俺が飛田誠だってこと。


俺が言いにくそうにしてると、愛羅もちょっとまずそうな表情になって口を開く。



「ごめんね。言いたくないことだった……?」



「あ……ちょっと」
< 137 / 251 >

この作品をシェア

pagetop