軟派な王子様【完結】
傲慢
俺は安西翔、26歳。
一流商社の若社長。


親父の後を継ぐ二代目だ。

そんな俺には今悩み事なんて一つもない。
順風満帆な生活を送っている。



「社長。今回のプロジェクトの件で一つ二つお話したいことがあるのですが。」


俺は優雅にオフィスで美人秘書の入れたコーヒーを飲んでいる。


そんな文句なしのつかの間に、仕事の話をしてくる馬鹿がいる。





「バカヤロー。んなの夜にしろ。」


「しっ失礼しました。」


夜にしろというのはもちろんキャバクラにしろという合図なわけで…。


「でっでわ8時にいつもの店を予約してまいります。」


俺は満足して残りのコーヒーを飲み干す。
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