黒うさぎからの招待状
「珠璃、まだしんどい?」


ジェームスさんがアタシの頭を撫でながら言った。


「少し…」

「…そっか。じゃあ、パーティーは明日からにしようか」

「ごめんなさい…」

「いいよ。一日くらい変わらないから」


「ありがとうございます…」

「じゃあ、みんなに伝えに行ってくるね。あ、賢也はもう一つベッドあるから、ここで寝てね。珠璃は一人にしない方がいいんだ…。何かあったら、僕たちは隣に居るから、呼んでね!」

「分かりました。」


賢也が軽く返事をした。


「じゃあ」


ジェームスさんはそう言うと、部屋を出ていった。
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