リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
「あのぉ……」
聞いてもいいのかわからないけれど、とりあえず聞くことにする。
「ん?どうしたの?」
「えっと…あっ、先に降りましょうか」
エレベーターが18階へ到着したので、そう言いながら私は青山さんと一緒にエレベーターをおりた。
「何か質問かな?」
青山さんは私を見下ろしてニコリと笑う。
「いやっ、あの……会長が青山さんのおばあさまってことは、青山商事の社長は…青山さんのお父様なんですか?」
そんなこと聞いたところで私には何の関係もないけれど。
一応、なんとなく聞いておいた。
「いや、社長は親父の兄貴。ちなみに親父は、俺たちが中学生の時に亡くなったんだ」
「そっ、そうなんですか…。すみません、余計なことを聞いてしまって…」
「ははっ、全然いいって。もう随分と昔のことだし。気にしないで」
「…でも、すごいですよね。親族でこんなに大きな会社を経営されてるなんて」
青山商事の会長がおばあさんで、叔父さまは社長。
青山さんは、将来安泰間違いなしのエリート中のエリートってことだ。