リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
「おっす」
すると、いつものように健太が私を待っていてくれて。
二日酔い大丈夫?なんて言いながら、二人で並んで歩き出す。
「つーかさ」
「ん?」
「この早朝ウォーキングは……おまえの仕事が始まっても……続けような」
なんだか言いにくそうにそんなことを言った健太に、私は思わずクスッと笑う。
「何なの、いきなり」
「何なのって……続けようって言ってんだから、そこは「うんわかった」でよくね?」
健太はそう言って、何故か不機嫌そうな表情を浮かべる。
「はいはい!続ける続ける!」
「何だよ、その適当な返事」
「別に適当じゃないじゃん、普通にちゃんと続けるってば」
仕事が始まったって、朝のウォーキングもジム通いもやめない。
継続は力なり!
「またデブに戻るのも怖いからね」
「ははっ、そりゃそうだな」
「このまま現状キープしなきゃ」
姿勢を正して、私は大きく腕を振る。
まだまだこれから。
仕事も運動も頑張るぞー!