リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜



すると部長は何故だか呆れたような表情を浮かべて。


「いつまで幼なじみやってんだって言ってんの」


私に向かってそう言った。


いつまで幼なじみやってるのか?って?

え、なに?どういう意味?


「え?あの、もしかして幼なじみには期限とかあるんですか!?」


「はぁっ!?」


「や、だって今聞いたじゃないですか!いつまで幼なじみやってんだって」


私がそう返すと、部長はまた呆れたような顔で口を開く。



「さすが、恋愛経験ゼロだな」


「はい!?」


「毎日健太と朝から仲良くウォーキングしてるんだろ?」


「してますけど」


「ただの幼なじみが、おまえ達ぐらいの歳になってまで普通は毎日一緒にいるか?」


「…います、けど」


私がそう答えると、部長は小さく息を吐いた。


「ったく、世話の焼けるやつだ」


そして何故か立ち上がったかと思ったらこちらに向かって歩いてくる。


なっ、何で!?

思わず後ずさりしてしまったけれど、そんなの間に合わないくらいの速さで部長はどんどん距離をつめてくる。


何!?怒ってるの!?

私、なんか失礼なこと言った!?



「なんかすいません!」


慌てて頭を下げ、キュッと目を瞑る。


すると次の瞬間……


「言っておくがこれはセクハラじゃない。簡単なテストだ。すぐに答えが解る」


部長はそう言って、いきなり私を抱きしめた。


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