リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜


この歳になって、初めて気が付いた。

ずっと…自分に友達なんて出来るわけない、こんな私と友達になってくれる人なんていないって思っていたけど。

それはきっと、コンプレックスばかりだった自分の容姿のせいで。

友達を作ることを避けていたのは、私の方だったんだ。


でも…ダイエットして痩せたことがきっかけで、自分の容姿だけじゃなく、環境までもが変わって。

そして念願だった就職までできたことで、自信のなかった自分からまた一歩踏み出したら…

優しい同期たちとの新しい出会いにも、今日のように初めての‘‘幸せ’’な気持ちにも、出逢うことができた。


そう思うと、諦めずに努力して良かったなって…改めて感じたけど。

それと同時に…弱かった私を支え、少しずつ変えてくれた健太の顔が頭に浮かんだ。


今のままじゃ…また明日の朝も、きっと気まずいままだよね。

明らかに目も合わせてくれない状況は、どうすれば変わるんだろう。

もう一回、ウソをついたこと…ちゃんと謝った方がいいのかな。


ぼんやりとそんなことを考えながら電車を降り、改札を通り抜けようとした…その時だった。


「あっ!」


同じタイミングで隣の改札を通る健太に気付き、驚いた私の口から思わず大きな声が出た。


< 332 / 407 >

この作品をシェア

pagetop