クールで不器用な君。
自室に戻れば気だるさも眠気も消え、ただ呆然としているばかり。
ふと目に入った写真立て。
本棚の隅に伏せられた状態で置かれた写真立てを手に取り眺めた。
そこには幼い自分と色白で可愛らしい女の子、そして親たちが写っていた。
瑠璃……
その名前が頭をよぎりそれと共に山瀬さんの顔が浮かび上がるばかり。
この気持ちが何なのかまだはっきりとはしない。
俺は憶えてる。
君は__?
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