True Love
次の日
結奈side
『おはよー結奈っ!』
『おはよう、美妃ちゃん』
元気よく近づいてきてくれた美妃ちゃん
『結奈、体はもういいの?』
『うん。
…大丈夫、ありがとう』
『結奈…
…あのさ、日向と『いいのっ!日向は…いいの』
『…ゆいな…』
やっぱり日向のことか…
大丈夫だよ…
このままだって、また仲直りできるよ
きっと
『ゆいな。1つだけ言っとくけど、
ずっと、当たり前のものなんて存在しないんだからね。』
そのとき美妃ちゃんに言われた言葉
『え…』
それは
私に現実を突きつけるものだった
今までずっと一緒だったんだから、
今回だって時間が解決してくれると思っていた
なのに…
『…そんなのっ
わかってるよっ!!』
その場を逃げ出してしまった
ほんとは分かってなんてなかった
でも今の私に
それを考える余裕はなかった。
いつも日向が笑って許してくれたから、
あの笑顔で話しかけてくれたから、
私は、、、、、
仲直りのしかたが…わかんないんだっ…