True Love
…日向っ…ごめんね
ほんとは、
嫌いなんかじゃないよ
日向には
数えきれないほど感謝してるし
もしかしたら…好き?なのかもしれないくらい
日向のとなりが落ち着いた
遠ざけたのも、
日向を傷つけたのも
全部わたしなのに
日向が隣にいないことがこんなにも悲しくて
寂しい。
ごめん…
迷惑かけたときは言えるのに
こうやって
喧嘩みたいになっちゃった時の
仲直りのごめんは、
一度も自分からいったことがない
改めて思うよ
たとえ、私のわがままが原因でも
最後は
日向がいつも
ごめんって言ってくれたから
今思ったら
日向の優しさに甘えてただけだった
今回は…
日向から謝らせる訳にはいかないっ
でもっ
『わかんないよっ…日向(泣)』
誰もいない屋上の隅。
涙が頬を伝って止まらなかった。